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 更新日11.4.9

 名 称  有限会社 羅漢工房(らかんこうぼう)
 代 表  浦 野  潔(うらの きよし)
 設 立  2002年 5月
 住 所  〒370-3504 群馬県北群馬郡榛東村広馬場3991
 電 話  TEL. 0279(25)8730 / FAX. 0279(25)8732
 メール  wabisuke@fancy.ocn.ne.jp
業務内容
 文化財の修理  漆の厨子・合子などの制作販売


仕事に対する工房の姿勢

 羅漢工房は25年以上、仏像や絵馬などの文化財の修理、出土漆製品や土器などの埋蔵文化財の保存処理、復元修理、考古遺物の複製製作の仕事に携わってまいりました。数多くの仕事を手がけた中で、先人の技術や工夫を学ぶことができました。すぐれた文化財を手にし、見つめてきたことは、何にもましてかけがえのない経験でした。

 羅漢工房はこのような貴重な経験から学び貯えたことに基づいて、目と手と心のゆきとどいた修理を行っております。作られた当時の形はもとより、過去の時代の修理をも尊重して、必要以上の手は加えず、現状保存を基本方針としています。そうすることは、50年、100年後、次の世代の修理に携わる人々に技術を伝えていく手だてにもなります。そして、それは文化財を美しく後世に残すことにつながると考えております。

 また創作にも、すぐれた文化財を数多く手にすることができた経験をいかしております。江戸初期に紀伊徳川家で使われた、琴を置く台の螺鈿(らでん)の裏彩色(うらざいしき)や貝の貼りかた、琳派の飾り櫛の沃懸地(いかけじ)の金粉の荒さなど、教科書通りではない先人の大胆な技法とその簡便さに勇気づけられております。

 現在羅漢工房は、安土桃山時代から江戸時代にかけての南蛮漆器や江戸時代を通しての鞘塗り(さやぬり・変わり塗り)を現代にいかす、厨子・合子(ごうす)の制作を行っております。文化財修理の経験の中から生まれた、新作の漆芸作品もぜひご覧下さい。

               (有)羅漢工房 代表 浦野 潔


職  歴

(有)羅漢工房、代表浦野潔の職歴を記します。

                 浦野 潔              

  武蔵大学卒業  加倉井昭夫氏に師事し日本美術工芸史を学ぶ


1984年
 文化財修理の仕事に従事
 奈良額安寺 忍性上人 青銅製骨蔵器 保存処理 他
1985年
 (株)東都文化財の設立に参加 取締役
 栃木県 光得寺 大日如来坐像 解体修理 他
1986年
 山梨県 甲斐国分寺跡 鬼瓦 復元修理 他
1987年
 村井養作氏に師事し漆芸を学ぶ
 埼玉県 騎西城跡 兜の漆箔製前立 保存処理 他
1988年
 東京都 北江古田遺跡 漆塗り耳飾 保存処理 他
1989年
 栃木県 薬王寺 二王像 解体修理 他
1990年
 千葉県 国府関遺跡 漆塗り木剣 保存処理 他
1991年
 群馬県 下田遺跡 漆塗り片口容器 保存処理 他
1992年
 栃木県 覚本寺 十一面観音立像 解体修理 他 
1993年
 東京都 豊鹿島神社 木造狛犬 解体修理
  国立歴史民俗博物館 紀州徳川家 螺鈿の琴台 復元修理 他
1994年
 国立歴史民俗博物館 野村コレクション 金地螺鈿蒔絵櫛 復元修理 他
1995年
 長崎県 原の辻遺跡 漆塗り短甲 保存処理 他
1996年
 新潟県 観音寺 十一面観音立像 修理 他
1997年
 神奈川県 川崎市No.61遺跡 漆製品 保存処理 他
1998年
 東京国立博物館 田村コレクション 弥生式土器 復元修理 他
1999年
 鳥取県 青谷上寺地遺跡 漆製品 保存処理 他
2000年
 北海道 カリンバ3遺跡 漆塗り櫛 保存処理 他 
2001年
 長野県 中ッ原遺跡 仮面土偶 復元修理 他
2002年
 (有)羅漢工房設立 代表取締役
 埼玉県 光明寺 阿弥陀三尊立像 解体修理 他
2003年
 栃木県 光明寺 阿弥陀如来坐像 解体修理 他
2004年
 足利学校 小野篁坐像 保存修理
  群馬県 玉村町 十一面観音立像 保存修理 他
2005年
 栃木県 福聚山長林寺 祖師像No.3 解体修理 他
2006年
 栃木県 三崎稲荷神社 絵馬 保存修理 他
2007年
 栃木県 大祥山長林寺 聖観音坐像 保存修理 他
2008年
 栃木県 大祥山長林寺 十六羅漢像 六番尊者・八番尊者 解体修理 他
2009年
 栃木県 大祥山長林寺 十六羅漢像 一番尊者・二番尊者 解体修理 他 
2010年
 栃木県 三宝院 阿弥陀三尊像 保存修理 他

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